栄養士ゆいまるblog

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【コタツで寝るのは危険】~身体へ及ぼす影響~

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はむ子🐹:

はぁぁ~今日のご飯も美味しかった!

テレビ見ながら食後にミカンでも食べるか~。

その数分後・・・「すやぁぁ~~💤」

 

こんな感じでみなさんもコタツで寝てしまった経験はありませんか?

 

特に年末年始などは家族で集まって美味しい食事をしたあと、何となくミカンを食べながらテレビを見ているうちについついうとうとしてしまうものです。

 

私も昔は何度もありました。

「動きたくなくなる魔法にかかってしまったのだ」と母には話していましたが、お構いなしにいやいやながら起こされて寝床へ連れていかれました。でも今では起こしてくれた母へ感謝しています。

 

タツって温かくて心地がいいので眠たくなるんですよね~

 

しかし、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんがコタツで寝ることは身体には良くありません。昔から「コタツで寝ると風邪を引く」とも言われていますよね。

 

それは、なぜでしょうか?

 

これから、コタツで寝ることが身体へ及ぼす危険性についてご紹介したいと思います。

タツで寝てしまう・・・という方は要チェックです!

 

目次

 

 

タツで寝ることが身体へ及ぼす影響

 

身体がだるくなる

 

私たち人間が睡眠に入るときの体温は、起きているときより低い温度に下げることで深い眠りにつけるよう調節されています。

 

ところが、コタツで寝てしまうと下げなければいけない体温を下げることが出来なくなり、自律神経が乱れてしまい十分な睡眠をとっても疲れが取れないだけでなく身体がだるくなってしまいます。

 

脱水症状

 

寝ている間は体温を下げるために誰でも知らないうちに汗をかいています。コタツで寝るとなおさらです。そのため汗による「体の冷え」や口腔や鼻粘膜の乾燥による「ウイルスへの抵抗力や免疫力の低下」が心配されます。

 

さらに、血中の水分が損失し、脳梗塞心筋梗塞を引き起こす可能性が高まって最悪、

死に至ることがあります。←朝起きたら家族が帰らぬ人になっていた。というケースがあるようです。

 

お酒を飲むと利尿作用で体の水分が失われやすくなっているので余計に気を付けたいものです。

 

私はこの事実を知ってコタツで死んでたまるかぁ!!という気持ちが湧き出てきたので、それから心改め、寝床で寝るようになりました。

 

低温やけど

 

特にご高齢の方は感覚機能が低下しているため、やけどにきずかずに長時間寝てしまうことがあります。

 

精子卵子も熱に弱い

 

松林先生(生殖医療専門医)のブログにも書いてありました。コタツの温度にもよるそうですが、妊活中の方やこれから予定されている方は男性の方も女性の方もお気を付けください。

 

おまけ

 

かわいいペットも注意

 

 大事な家族の一員でもあるペットも人間と同じです。また上記のことに加えて、知らずに踏んでしまうことがないよう足元には十分に気を付けてあげてください。

 

タツ寝をしないための対策

 

自分に合った枕や布団に変えるなど、快適な寝床環境に整えることで誘惑を断ち切ることができるかもしれません。

 

また、このブログを読んで下さったあなたの家族や大切な人がコタツで寝てしまっていたら「起こすのは可哀想だから寝かせてあげよう」ではなく、これからは起こしてあげてください!!

 

最後に

 

いかがでしたか~?

「コタツで寝ると風邪を引く」と言われるわけが改めて分かった!

という方もいらっしゃったかもしれません。

 

本当に、うとうとしている時がとても心地よいのですが、そんな時はこのブログを思い出していただければと思います。

 

体調管理には気を付けて快適な睡眠をとりたいですね。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

お気軽にコメント等いただけると幸いです。

 これからも皆様が健康に過ごせる毎日を切に願っております。